新しい共同エグゼクティブ シェフ、タカに関する記事
「タカ」こと紺藤敬彦は、カリメ・ロペスと並ぶ共同エグゼクティブ シェフとしてグッチ オステリア フィレンツェの一員となりました。今回の就任により、夫婦であり第一子が誕生したばかりの2人による共同マネジメントがスタートすることになり、チームにとっても、とても重要な新たなる一歩となります。
タカは2005年からオステリア フランチェスカーナでシェフ マッシモ・ボットゥーラとともに働き、グッチ オステリア フィレンツェの根底にある哲学にも精通しています。彼はオステリア フランチェスカーナで驚くべき速さでその才能を開花させ、2010年にヘッドパティシエ、2014年にはヘッドスーシェフに就任し、チームで最もクリエイティブと評価された料理の開発にも携わってきました。
カリメはフィレンツェで、タカはモデナで、何年にも別々に暮らしながら家庭と仕事を両立させてきましたが、マッシモ・ボットゥーラの勧めもあり、自然と店を移る決心をしました。ボットゥーラはこう話しています。「フランチェスカーナのファミリーの成長を目の当たりにし、感無量です。タカは私にとって息子のような存在で、今や彼は自分のファミリーを持ち、育てています。これ以上誇らしいことはありません」
フィレンツェで再び暮らしを共にすることとなったタカとカリメは、引き続き師であるマッシモ・ボットゥーラとグッチのサポートを受けながら、人として、そしてシェフとして成長を続けています。夫婦は連名で以下のようなコメントを寄せました。「2つの都市で別々に仕事をしながら親になることを両立してきたこの1年は、多忙の極みでした。このような機会を与えられ、偉大なプロフェッショナル ファミリーの中にいながら、自分の小さなファミリーを育むことができるのは、本当に幸せなことです」
共同エグゼクティブ シェフという立場を分かち合う2人は、2018年1月にグッチ オステリア フィレンツェのオープン当初から指揮をとってきたカリメがスタートさせたフレッシュなレガシーを、さらに発展させていくことになります。長年にわたってチームを率いてきた彼女は、グッチ オステリア フィレンツェを現代のイタリア料理の最も革新的なレストランのひとつに築き上げ、2020年にはミシュランの一つ星を獲得。メキシコ人の女性シェフとして初めてとなる偉業を成し遂げています。